2004-11-07

阿佐田哲也さんのこと

確か、大学3年生から4年生になる頃に、当時四谷に住んでいらした阿佐田哲也さんに会いに行った。
大学時代に入っていた放送関係のサークルで、とある同級生(彼は現在某局の本職のプロデューサーをしている)が、「最近は麻雀をやる学生が減っている。その周辺を取材し、そして、雀聖(麻雀の神様)と呼ばれる阿佐田哲也さんに意見を求めたい。」と言い出した。
いまでこそ、少年誌で連載される(勝負師哲也、少年マガジン)ほど世間的な知名度が上がっているものの、「阿佐田哲也」といえば、麻雀漫画や小説の世界でしか名前も顔も見た事の無い、何となく憧れはあっても、遠い存在の人だった。
そういえば、阿佐田さんの元を訪ねたのは、ちょうど「麻雀放浪記」という映画が封切られた直後のことでした。映画の時代背景の話から、自分の親と阿佐田さんの年齢が近いことから、当時の風俗や価値観の話までしていただいたのを覚えてる。

特に印象深かったのは、「うらおもて人生録」という本の中で書かれている「九勝六敗を狙え-の章」の話かな。
人生のスタイルを相撲の15戦に例え、「プロ」のフォームを説いたもの。
この本の中の言葉は、今も仕事をしている上で、よく思い出し、自分に言い聞かせる言葉になっている。

帰りがけに「うらおもて人生録」を頂き、サインをして下さいました。
そこには、こう書かれています。

「悪は存する。 祈 テンホウ」

本名:色川武大(いろかわたけひろ)
出生地:東京都
生年月日:1929年3月28日
「阿佐田哲也」以外にも「井上志摩夫」のペンネームを持つ

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