2005-02-28

Live Door

ニッポン放送の経営権を取得し、間接的にフジテレビの経営に参画することでインターネットとメディアの融合を目指すライブドアと堀江社長。

テレビでの報道を見ていると、身なりや行動や言動が日本の社会風土では馴染みの無いものであるため、その法律的に正しい行為(違法性の無い行為)さえも間違ったもののように思わされてしまう。

しかしながら、今回の買収劇にはいろんな問題が隠れていると思える。

1 法整備の隙間をついたことが違法であるかのような印象を与える報道。
現在の制度の中で認められている方法にのっとって行った取引行為を、フジテレビ側が予期していなかったからといって違法といえるはずも無く、また、今回の「時間外取引」は過去においても行われている事例があり、それをそんなに騒いで、しかも法改正しなければいけないほどの(あたかも違法であるような印象を与える)行為と思わせるのはよくないんじゃないか??

2 商法改正の方向と反してないか
今年改正が行われるといわれている商法改正で、含み益がある企業の株式を使って他の企業の買収を行うことがみとめらることになりそうだ
今回のライブドアの買収資金は、自社株をリーマンブラザースに貸し与えることにより調達しているから、見方を変えれば、自社株でニッポン放送の株式を購入したのと似たようなものだと思う。

3 だいたい日本の企業の株価は安すぎる
企業買収がどうして可能かといえば、それは買えてしまう程度の値段だからだと思う。
要は、買えないほどに高い株価なら手を出せない。
昔ながらの企業同士の株の持合なんかをしているから安心だと思っていたら、企業が有価証券を持つことによる含み損のリスクや本業での損失補てんのための売却の検討を開始したりして、持合の解消をせざるを得なくなったりしている。
そんな状況なら、買い手には本当に楽に手に入る状況になるなぁ。。
堀江社長はライブドアの時価総額を最大化することが目標であると公言してるけど、それは現在の株主に対して魅力的なだけでなく、他社からの買収に対しても強いということになるんじゃないかな。
そういう点では、ニッポン放送とライブドアの経営陣の発想は正反対なんだろうな。

4 これフジテレビが相手だから?
こんなに騒がれるのはマスコミ企業が相手だからなのかな。
いわゆるメーカー同士の買収劇なら、今回の様な騒ぎ方はしなかっただろうし。。

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