2009-10-12

CDS参考値

昨年のリーマンショックの前後から耳目を集めたCDS(credit default swap)。
http://www.ictao-fic.com/essay/index.html#/detail/5319101312968814773

企業の破綻や、信用リスクに対処することを目的とした商品であるが故に、その値を見ることは今後の経済、特に金融動向を考える上で大事なことかもしれない。
CDS参考値:http://www.j-cds.com/jp/index.html

日本企業のCDS値を見ながらCDSについて考えてみる:
http://www.gamenews.ne.jp/archives/2008/09/cdscds.html
CDSの仕組みを考え直せばすぐに理解できると思うが、CDS値が高いほどCDSが発動する、つまりその企業が破たんする可能性が高い「とCDS市場からは考えられている」ことになる。破たんする、つまりCDSが発動する可能性が高ければリターンが得られる可能性も高くなるため人気が集まる。よって売る方もリスクを軽減するため、値を吊り上げざるを得なくなるからだ。1/10の確率で100円を支払うくじを20円で売る人はいるだろうが、1/2の確率で同じく100円を支払うくじを20円で売る善人はいない。

例えばA社のCDS参考値が急激に跳ね上がった場合、CDSの市場関係者の間ではA社の破たんリスクが高まったという雰囲気が広まっていることになる。株価が上がるのは嬉しい話だが、CDS値が上がるのは問題があるということ。逆にいえばCDS値が下落傾向にある銘柄は、安定性が増しつつあると「CDS市場からは思われている」ことになる。

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