2009-11-12

香港 〜あれから1年以上経過

昨年2008年8月に街の雰囲気といずれ来るアジアの時代の中心となる金融機関が見たくて香港へ。
あれから、あっという間に1年以上が経過していたことに驚く。

香港に行く便が気流で大揺れ。
あまりに揺れるので、食事の際に一度持ってしまったコーラの紙コップを取り出し机の上に置くことがままならない。
実はこの時点で台風が香港に接近していたのだけれど、いつも山梨で感ずる台風程度に甘く見ていたことを後で知ることとなる。

初めて行くところなので、行き帰りのみツアコンのアテンド有りのツアーに登録し、現地ではフリーとした。
宿泊地はペニンシュラ。
あまりにもベタな選択と通なひとには笑われそうだけれど、街の雰囲気がわからない以上、そこは保守的に。
夕方、現地に到着。まだ風は強くても天気はさほど悪くない。
 

翌朝、前日にツアコンからペニンシュラの朝食よりも絶対良いと強く勧められたインターコンチネンタルホテルの朝食を歩いて食べに出かける。
その時に、雨と風が強くなってきたなと感じる。
1時間ほど朝食にかけ、満足する朝食だった。
ただ、本当なら海を見ながら食事できるところのはずなのに、窓にはすべてシャッターが降りているという「理由」に気づくべきだったのだろうけれど、その辺は何も考えずに地下鉄で金融街に出かける。


香港の銀行は朝9時から。
それに合わせて地下鉄に乗ったが、車両には人が数人という状態。
香港では地下鉄で仕事に行くと聞いていたが、ものすごく朝が早いのだろうか?と少し疑問に思いながらも「セントラル」と呼ばれる金融街に到着。
地上に出て辺りを歩いても、人を見かけない。
ショッピングモールや高級店が多いから、この時間帯では人は少ないのだろうと勝手に思いながら目的であるHSBC(香港上海銀行)に到着。
実は、この銀行は「日本で」一番古い銀行となる。なぜなら、日本銀行を設立する際に支援を行いに来ていた銀行だから。

さて、なぜか銀行の1階ロビーは電気がついていないで暗く、また、鉄のゲートが降りている有様。
ガードマンに聞くと、「台風だからお休み。明日は土曜日だけれど半日営業するので再度来るように。」とのこと。
台風で銀行が休むなんて信じられない、と思いながら、地下鉄でホテルに戻ると、ホテルの玄関は閉じられ、1階の全ての窓には鉄の板がはめ込まれている状態。玄関の張り紙には「台風により閉鎖、裏口に回れ」という指示が。。
よく映画の中で、ホテルの中を駆け抜けて裏口に回るシーンがあるけれど、あれの逆のルートをたどり、ロビーに出た。
部屋に戻ると、各部屋に備え付けのFAXに「朝8時に台風が近づき警戒レベルが上がったため、金融機関・証券取引所及び商店の営業を行わない」と書かれていた。つまりは、知らずに行動していたということか。
実際、台風の影響はすごく、確かに営業などしている場合ではないことがわかる。
このせいで、翌日のオフをキャンセルするしかないこととなる。
仕方ないので、ホテルライフを1日エンジョイすることとなった。
 

翌日は台風一過の快晴。
当初の目的を無事に達成し、もう一つの目的である街を見に出かける。
そして、中国の中での金融立国という意味を何となく感じた気がする。
あまりにも、日本と勢いが違いすぎる。

利子所得や配当所得に対する課税が行われず、また贈与税も相続税もない国には、当たり前だけれど世界のお金が集まってくる。
なぜなら、日本のような利益に対しての源泉税がないということは単純に考えても「運用利回り」が高くなるわけだから。
お金が集まるところには投資があり、そして人が集まる。

この勢いが違いすぎる。

こういったことを経験した日から1年以上が経過し、リーマンショックにより香港も金融不安を抱えた物の、最近ではそれも乗り越え、再び上昇に転じていると聞く。
やはり、アジアの時代がいずれ訪れるのだろう。

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